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Blog:彰考録

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再び新事業展開の勧め

IT化・AI化で多くの仕事がなくなるというのは避けられない。我々サムライ業も多くの業務を失うだろう。日本で一番難しい資格というと弁護士や公認会計士であるが、この二つの職業はすでに喰えなくなってきているそうだ。

税理士も今後AI化が進むと言われているし、コンサル業も専門分野によっては生き残るのは難しくなるだろうと考えている。

私は中小企業診断士であるが、会合などに参加すると、私を含めてこのうち何人ぐらいが生き残れるのだろうといつも不安になる。

ただ、日本全体で見ると、仕事の数は減るけれど人口も減るので失業率は上がらないのではないかと考える。今はAIの発達よりも、労働人口の減少の方が大きいので一部の分野では人手不足だが、AIが十分に発達すればそのような問題も解決されるようになるのかもしれない。

また、過去の歴史がそうであったように、新たな仕事も創出されるようになるので、IT化・AI化が進むことにそれほど恐怖を感じなくても良いのではなかろうかとも考えている。まぁ、自分が今の仕事で生き残れるかどうかという恐怖は最後まで残るけれど。

昔一時的にブームとなり今は下火の感はあるけれど、企業の新事業展開はオリンピック後に来ると言われる不況の際には再燃するだろうと思う。

昔のブームは大企業が中心だったけれど、今後は中小企業が生き残るために新事業展開を模索するようになるのではないかと思う。

アベノミクスの前に比べると今は業績がそれなりに良いので、新事業展開に対するモチベーションは下がっているように感じられるが、オリンピック後はお尻に火がついた状態になるのではないかと思っている。

会社の将来に不安を感じるという社長様は多い。将来が不安だけれども今はとりあえずそれなりに業績が良いので、ひとまずホッとされた状態なのかなと思いながら社長様とお話をしている。

これまでずっと不安だったのでひとまずホッとされるというのは人間が生きていう上でとても大事なことだとは考えている。が、そろそろ次の準備を始めても良いのではないだろうか?

業績が悪化しお尻に火がついた企業様が考えられる新事業についてお話を伺っていると、パチンコで負けた人が最後に一発逆転の大博打を打つのと同じような話に聞こえていることが多い。大博打は当たれば大きいが、ほとんどは外れます。

そうなる前に・・・・。

(2018年11月30日投稿コラム再掲)

  

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