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コロナ禍で集客を伸ばす(飲食店編)

※2020年7月28日に別のブログに書いた記事。ブログの整理をした際に現在もまだコロナ禍が続いているのでこちらに再掲載した。

G O T Oトラベルが始まる、この機会にどう売り上げを伸ばしたら良いのかという相談があり、下記のようなアドバイスを行った。状況的に大きく売り上げを伸ばす方法ではないが、相談者からは意外と盲点だったと言われた内容であり記載する。ご参考になれば幸いである。

アドバイスの背景

G O T Oトラベルを政府が強行する理由

夏風邪という言葉がある。冬の風邪ほど大流行しないが、夏にも風邪は小流行する。

冬風邪は細菌、夏風邪はウィルスが原因とは小さい頃聞いた話。したがって、新型コロナもある程度は夏の間も流行するのは仕方がないこと。問題はこの冬にもう一度大流行すると想定されていることだろう。おそらく政府はもう一度非常事態宣言を出すことを前提に今動いているのではないかと考える。そうなるとある程度の小流行には目を瞑っても、今は経済を動かすことが大事だと考えるのも吝かではないと思う。

お客を捕まえるには“この店は大丈夫”と思わせることが大事

今私たちを動かしているのは新型コロナへの恐怖である。“移るのが怖い”という感情が経済活動を止めている。ただし、同じ怖いという感情でも強く感じる人と、それほどでない人がいて、恐怖心が強い人は今後も動かないし、それほど感じない人はテレビでは叩かれつつもそれなりに積極的に行動を続けるだろう。したがって、今考えるのは真ん中の“ちょっと怖い”と感じている人をどう捕まえるかである。政府は重症患者が少なければ現状を放置し経済を動かすつもりのようである。新型コロナへの恐怖心はさらに高まるので、その分“この店は大丈夫”と思わせる行為が重要になってくる。

アドバイスの内容

お店としてガイドラインに従い十分に対策をとっていても、外から見るとそれは判らないし、怖いと思っている人は疑いの目で見るものである。したがって、まずするべきは当店がどのような対策を取っているのかを外に向かってアピールすることである。H Pがあればその内容を記載するべきであるし、店頭にもその内容を書いたポスター等を貼り出すべきである(感染防止宣言ステッカーだけでは外を歩く人の目には入りづらいので、恐怖心を抑える効果は小さいと考える)。

入り口付近にはお客を座らせない。普段入り口部分や窓側にお客を座らせ、店内の活気を演出しているお店は、コロナ禍では止めるべきである。怖いと思っている人にとって混雑=3密なので逆効果である。内部が見えづらいお店の場合は、感染防止のために席数を減らしていることを伝えるとともに、空き席数を表示するというのも一つの手である(混雑していないこと、3密防止に気を使っているので安心であるということを伝える)。

混雑時間を表示し、その時間帯の来店を避けてもらう。たまたま相談にこられたのはマスコミ等に良く取り上げられるお店で、翌日も新聞の取材がくるとのことだったので、記事には混雑時間も書いてもらうように勧めた。またS N Sで取り上げてもらう際にも混雑時間等についても書いてもらうようお願いする。M E O対策(Google マップにお店を表示させる)を行っているお店は混雑時間等を表記させるなどを行うと良いだろう。

  

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