現在は昔と違い、モノ余りの時代。多くのお客様は基本的に今の生活に満足をしている。昔以上に欲望を喚起しないと売れなくなったと言える。いうならば、お腹が膨れて満足している人に、さらに食べたくなるような仕向けをしていかないと売れない時代になったのだ。
また今はいろいろなもので溢れ、それをテレビ・雑誌・SNSと様々なメディア媒体で伝えている。私たちが目にする1日の情報量はすでに脳が処理できる量を遥かに超えており、目についたものだけが認識される状態になっている。つまり、何もしなければ目立たず認識されず存在しないものとして扱われてしまう。
良いものを作ればそれだけで売れていく時代は、とっくの昔に終わっている。そしてお客のニーズを満たせば売れた時代も、多くの人が今の生活にそれなりに満足している現在ではすでに過去の出来事である。
90年代の「モノガタリの消費」に始まり「コト消費」「トキ消費」と“新しい消費の潮流”がすでに起こっているが、多くの企業は“昭和”のまま止まっており、時代に取り残されてしまっている。だから、売れなくなった。
時代はすでに大きく変わり始めている。新しい時代にあったやり方を身につけていかなければ生き残ることはできない。
売る力の基本的なこと
時代が変わっても、売る力の基本は“選ばれる”こと。どの商品もお店もお客様にとっては一つの選択肢でしかなく、売れるかどうかは“選ばれる理由”がお客様に“明確に認識されているか”どうかで決まる。昔は、「品質が良い」「ニーズを満たす」ものが“選ばれ”、お客様が探してくれたのでそれほどアピールしなくても認識してもらえた。
が、今は何に価値があるかは人それぞれで、多くの競合が存在するので何もしなければ埋没してしまうようになった。また昔はこれをすれば良いという「正解」があったが、今は一社一社自社にあった方法を探さなければならなくなった。
- 売る力の基本的な考え方
- 売上向上策を考えるために知っておくこと
- 売れるお店の作り方
- 売れる店舗レイアウトの作り方、陳列の技術、演出の技術について
アプワードビズコンサルツについて
アップワードビズコンサルツは中小企業診断士の資格を持つ今井彰が代表を務める兵庫県尼崎市を中心に活動しているコンサルタント事務所です。小売・飲食の売上向上策から製造業の販路開拓まで、またそれに付随する人材育成について幅広く対応しています。
コンサルタントはT字型と言われるように幅広い分野についてある程度の知識を持ちつつも自分の専門分野を持ち、その知識を使って現実に即した対応策を提案するのが仕事です。私の場合、T字の縦棒に当たる部分はモノを売る技術(買う気・やる気の作り方とその伝え方)についてです。30年以上に渡り、この部分について実践の中でノウハウを培ってきました。
- 事務所概要・今井彰のプロフィール
マーケティングも、営業も、人材育成も、相手の心を動かしその気(買う気・やる気)にさせることができるかで決まるもの。どんなに優れた製品だとしても、その良さが伝わらなければ お客様は買わないし、どんなに優秀な企業だとしても、頑張る理由がなければ 従業員は辞めていきます。
現代は競合製品をはじめ様々なものが溢れ、モノに囲まれお客様は基本的には満足しています。したがって、直感的に目に付くようにし関心が高まるように仕掛けるか、十分にメリットを明らかにして納得をさせることができなければ誰も当社の製品を買うことはありません。
又、現代は転職情報も溢れています。隣の芝は青く見え、無理してここで頑張る必要はないと思ってしまうため、モチベーションは下がっていき、やがて消えていくのです。そもそも当社で働くメリットを伝えられないと応募さえありません。
良いモノを作り提供できて当たり前、伝える技術の差が業績に直結する時代がやってきました。
まだまだ勉強中ではありますが、これまで培ってきたノウハウを基にご支援をさせていただきます。
- 主なサービス内容
- 重要な意思決定、トラブルなど色々な課題に対して、なにがその原因となっているのか、専門家としての知見からのアドバイスや、コーチングによる洞察(気づき)を得ながら、どうしたらその解決方法が得られるのかを明確にしていきます。