図の説明

商売の理想は、高く買って安く売ること。高く買えば生産者は潤い、安く売れば購買客も喜ぶ。その分利幅が小さいが、良い品を安く売っているので信用もでき、自然と数多く売れ利益を確保することができる。これができないと誰かが泣くことになり、やがて商売(ビジネス)は破綻する。だから商売は「牛の涎」と言われてきたし、薄利多売が商いの基本であった。

残念ながら今は、商売(ビジネス)が永く続くことよりも自社が明日生き残ることを優先している。大手企業は自社の利益を確保するために仕入れ価格を下げようと圧力をかけ続け、中小企業は生産技術を磨くことで値下げに応えつつ利益を確保してきた。

が、ついに限界がきた。

これまでとは違うやり方(ビジネス)を模索していかなければならない。考える方向性は次の4つ。

高利少売(単品での粗利率の向上)

高く売れる製品商品の開発、もしくは高い粗利が確保できるビジネスモデルの構築。他社には真似できない差別化できる製品商品が開発できれば高くても売れる。製品商品で差別化ができないのなら、製品以外の部分で、サービスや売り方で付加価値を産むしかなく、そのためのビジネスモデルを構築する。

セット販売化(トータルでの粗利率の向上)

粗利のミックス、原価の把握が大事。単品ではなくトータルでの利幅を取る。取り扱う製品商品は自社が製造するもの以外も検討に入れるべきである。メーカーが商社機能を持ってもおかしくはない。

同じお客様から繰り返し儲ける

製品本体の販売だけでなく、その後に部品や消耗品・関連商品など販売すること。建機や生産設備などは本体(機械)を一度購入すると、その機械専用の交換部品や消耗品が必要であり、場合によっては定期的なメンテナンスが必要である。つまり、一つの取引先から複数の収入を得るビジネスモデルを構築する。

同じモノで繰り返し儲ける

いわゆる多角化(多市場展開)のことである。同じ製品を複数の市場で販売するのか、自社の独自技術を使って様々な市場に対応したモノ作りを行うのか、自社の強みを活用して様々な多角化(多市場展開)を考えることができる。




御社が生き残るために、具体的にはどんなビジネスを始めますか?