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新入社員へ(マインドセット1)

ここに挙げたのは私が店長時代、新入社員が着任した時にまず彼らの仕事への動機づけのために話したもの。学生の感覚を払拭することが目的。

1.学生と社会人の違い

学生と社会人の一番大きな違いは何か?そう質問すると“責任の大きさ”とか答えるやつが多い。が、一番の違いはお金を払う立場かもらう立場かの違いにある。学生の多くは教えてもらうのが当たり前と思っている。がそれは、親が代理で(もしかしたら自分で学費を稼いでいたのかもしれないが)お金を払っているから受けられたサービスでしかない。要はお客様の立場。しかし、社会人になるとは、逆の立場になることだ。我々はお客様からお金を払ってもらう立場である。またサラリーマンとは会社に労働力を提供しその対価として給料をもらう人である。要は何かを提供し、その対価としてお金をもらう立場。アナタは、お客様に対して、会社に対して、何を提供する人なのか、それを日々考えながら仕事をしてほしい。

2.なぜ、企業は一流大学出身者をとるのか?

勉強ができたからではない。大学の授業で習う程度は、本を読めば学べる程度のことであり、実戦で役立つレベルではない。そういう意味では、一流大学でも三流大学でも差はない。じゃあ、なんで一流大学出身者を選ぶのか、その理由は、厳しい受験戦争に生き残ったから。夜も寝ないで、遊びにもいかないで勉強してきたから、その姿勢が、彼らが入社した後も同様にがんばり、自分を律して仕事をするものと期待されるからである。人物本位で採用する傾向にあるといわれるのは、単なる受験テクニックだけで受かった学生が多くなってきたからとは、これは昔、自分が就職活動をしていたときにある企業の人事部長に言われた話。

3.お客様は得な方を選ぶ

“良いものを安く買いたい”のがお客様の本音。値段は下げられないのだから、ウチの商品をより良いものだとお客様に思わせる努力をしてほしい。これが営業の基本。ところで、会社もそう。同じ給料を出すのなら、より成果を出すヤツを優遇するのは当たり前。「仕事が給料に見合ってない?」そいつは寝ぼけたヤツが言うことだ。

4.給料の3倍売れ

会社が言うには、売上に対する人件費率はだいたい30%だそうだ。と言うことは、給料の3倍売って初めて会社はペイできることになる。だから給料の3倍の成果を出せ。出せなければそいつは給料泥棒だ。これは上司にも言えることだけどね。

  

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