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提案型コーチングをメインに行う理由
独立当初はビジネスコーチとして活動をしていたが、いくつか思うことがあり、中小企業診断士の資格取得を機にコンサルタントとして活動をメインにし、コンサルティングの中で提案型コーチングを行うスタイルに変更した。
その理由の一つは、売上向上策について質問型のコーチングを行っても、クライアント様が気づき出した答えが売上を上げるポイントから全く外れていることが多かったことにある。
その理由は、売上を上げるためには抑えなければならない明確なポイントがあるのだが、クライアント様にそのリソースがなく、またと思いもよらないものであることが多いことにある。
そのため“正しい答え”をアドバイスしたとしても、クライアントにはピンと来ないので、クライアント様が行動には移すことはなかなか難しい。したがって知識を与えつつ気づきを起こす方法が必要であり、色々と試行した結果現在の提案型コーチングをベースにした支援の仕方に落ち着いた。
提案型コーチングとは、質問を繰り返すことで”気づき”を起こすのではなく、様々なアイデア・知識を提案によって新たな視点に立ち今までとは違うモノの見方をすることで”気づき”を起す方法である。
今井 彰.(→プロフィール)
Con(隣に)+sult(座る)+ant(物)・中小企業診断士
兵庫県尼崎市を中心に活動しているコンサルタント。あえてcon(ともに)+sult(座る)+ant(者)と名乗っている。なぜなら、“どうしたんだい?”と言って悩んでいる人の隣に座り、一緒になって考えたりアイデアを出したりするのがコンサルタントの本来の姿だと考えるから。対応範囲は小売飲食の売上向上策から製造業の販路開拓まで、またそれに付随する人材育成。30年以上に渡り、モノを売る技術(買う気・やる気の作り方とその伝え方)について実践の中でノウハウを培ってきた。同志社大学商学部卒。
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