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提案型コーチングをメインに行う理由

独立当初はビジネスコーチとして活動をしていたが、いくつか思うことがあり、中小企業診断士の資格取得を機にコンサルタントとして活動をメインにし、コンサルティングの中で提案型コーチングを行うスタイルに変更した。
その理由の一つは、売上向上策について質問型のコーチングを行っても、クライアント様が気づき出した答えが売上を上げるポイントから全く外れていることが多かったことにある。
その理由は、売上を上げるためには抑えなければならない明確なポイントがあるのだが、クライアント様にそのリソースがなく、またと思いもよらないものであることが多いことにある。
そのため“正しい答え”をアドバイスしたとしても、クライアントにはピンと来ないので、クライアント様が行動には移すことはなかなか難しい。したがって知識を与えつつ気づきを起こす方法が必要であり、色々と試行した結果現在の提案型コーチングをベースにした支援の仕方に落ち着いた。
提案型コーチングとは、質問を繰り返すことで”気づき”を起こすのではなく、様々なアイデア・知識を提案によって新たな視点に立ち今までとは違うモノの見方をすることで”気づき”を起す方法である。
今井 彰.(→プロフィール)
中小企業診断士・流通マーケティングコンサルタント・ビジネスコーチ
1968年生。同志社大学商学部卒。得意分野は売上向上策と人を育てる技術(相手を買う気・やる気にさせる仕掛けづくり)。
将来起業することを目指し大手流通業に就職。店長として店舗レイアウトや店内販促物の作成、コーチングを使ったスタッフ教育で評価を得ていた。
ビジネスコーチ・流通系コンサルタントとして独立。小売店や飲食店の売上向上策について支援を行う。一方公的支援機関にて販路開拓や創業・事業承継の支援に携わる。なお、コンテンツには個人的な見解や意見が入っています。あくまで参考としてお読みください。
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