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彰考録

中小企業診断士今井彰の日々の考えを録したもの

コーチングとは?

コーチングを説明する際に、“その語源は馬車で。馬車の役割は「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」ということ。転じて「人の目標達成を支援する」となった。”と説明されるコーチの方が多い。わかりやすい説明であるが、しかしそれだとクライアントは運ばれる存在であり、クライアント自らが努力するという視点が消えてしまうのでミスリーディングを起こしてしまう可能性があるので別の説明をした方が良いのではないかと考えた。

そこで昔、コーチという言葉の語源を英英辞典などで調べたところ、その語源は下記のような内容であった。

元々は、4頭立てで長距離間の輸送(carry)に使われる馬車の呼称であった。

19世紀になり、オックスフォードの学生がcarry a student through an exam“(困難な)試験を突破させる”のcarryにひっかけて彼らの個別指導教官をそう呼ぶようになり、やがて、それがスポーツの指導者の呼称として広まったのが現在の意味の始まりである。

多くの若者のスラングがそうであるように、一時期動詞化し、「次の困難なことに対処できるよう準備する(させる)」という意味で使われるようになり、そして動詞が名詞化されコーチングという言葉が生まれた。

野球の場合、指示命令をする監督と、選手が試合で勝てるように指導“準備”するコーチに分かれる。サッカーの場合、フィールドに立つ選手が試合を組み立てるので、試合に勝てるよう“準備”し、選手が次の攻撃に対処できるように“準備”させる存在がコーチである。

ちなみにサッカーでは、ゴールキーパーがする他の選手への声かけをコーチングという。これもフィールドの選手が敵の攻撃に対処できるよう意識を高め“準備”させるために行う。

コーチングとは、クライアント(部下・選手)が困難に対処できるよう、その“準備”をサポートする技術である。

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