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彰考録

中小企業診断士今井彰の日々の考えを録したもの

正当化

正当化とは、自分の都合の良いように解釈し説明をすること。簡単にいうと言い訳をするということ。

「言い訳をするな!」と子供の頃怒られた経験を誰しもお持ちだと思うので、やってはいけないこととお考えだろう。

また、経営判断をする上で、事実と意見(解釈)とはわけて考えること、特に、自分にとって都合の良いような解釈を排除して考えることが必要であり、正当化が入り込まないように絶えず多大な注意を払う。

ところで、若い頃(子供の頃)の失敗が、歳をとると(大人になると)良い思い出に変わるという経験も誰しもお持ちだろう。失敗した時のあの苦しさ・やるせなさが、なぜ懐かしさに変わるのか?それは、記憶の中で正当化が起こるからである。

正当化は心の安定を図るためにとても重要な行為である。もしも心の中で正当化が行われないと、私たちはいつまでも昔の失敗にこだわり・悔やみ続けることになるので人生はとても辛いものになってしまう。

したがって、正当化の論理は、絶えず自動的に、特に自分を守らなければならない状況であればあるほど、心の中に入り込んでくる。まあそう言う訳で、「社長、その発言の根拠は事実ですか、それとも社長の意見ですか?!」なんて台詞をコンサルタントは口にしながら、“正当化が入り込まないように絶えず多大な注意を払う”必要がある。

さて、誰も自分が間違ったことをしているなんて思わない訳で、当然パワハラを起こしている人の心の中でも正当化は働いている。側から見るといじめにしか見えない行為も、“部下が成長するには必要なことをしている”つもりでいる。

規制することは確かに抑止力にはなるだろう。ただ、上から押さえつけただけでは、学校のいじめが陰湿化したように、パワハラの問題も陰湿化してしまうのではないかと危惧している。

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