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アンガーコントロール

事業承継というと、一般的には自社株の譲渡が主な話題ですが、事業承継支援という観点で言うと、そこは全体の一部でしかありません。

事業承継とは、経営資産の引き継ぎ。財務資産、知的経営資産、人財を後継者が引き継ぐのですが、よくあるのが、古参社員と後継者とのトラブル。

お互いのメンツがぶつかり合うので、結構深い確執になってしまう。お話を伺った2代目、3代目の社長様の多くが会社を引き継いだ時に経験されたそう。

このようなトラブルの背景にあるのも、コントロールできない怒りの感情だと考えている。

怒りとは自分を防御するために起こる感情。

怒っている動物をイメージしてもらうと分かりやすいと思うが、動物は自分の身を守るために怒る。

我々人間は、社会的な地位が脅かされる危険がある時、プライドやメンツ・自尊心など自分の心が傷つけられそうな時、ストレスが溜まっている時なんかに怒る。

後継者は、古参社員のプライドを傷つけないように接することをトラブル防止のために覚えるべきだと思う。

また、過度の効率化やIT化など社会環境の大きな変化・将来への不安などから多くの人が心理的に追い詰められている現在、怒りという感情が起こりやすい状況にあるのだと思う。なので、パワハラの問題が大きくなってきたのだと思う。

アンガーコントロール(マネジメント)を含めメンタルケアはどちらかというと福利厚生の一環という認識をされる方が多く、関西ではあまり関心が高いとは言えない状況にあるのかもしれない。しかし、今後組織を活性化し業績を向上させるためには、とても重要なファクターになってくると考えている。

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